天上の楽園-Cone Peak
わたしの山遊びのホームグランド、タラルア山地は、北島の南端にあるため、北島と南島の間を吹きぬけようとする気塊の影響を受けやすく、一年の大半は霧に閉ざされ、雨に打たれ、強風にさらされるという厳しい気候条件下にある。そのため、森林限界は1000-1100mと非常に低く、運良く好天に恵まれると、素晴らしいAlpine View を、日帰りで楽しむことが出来る。

今年の2月に、タラルア山地中部の、Cone Peak(円錐峰という意味)に登ったとき、一年に数えるほどしかない、そんなラッキーな晴れ日に当たったので、展望写真を中心に紹介したい。にほんブログ村 アウトドアブログへ




Cone Peak への登山口は、Waiohine 峡谷に面した Wall's Whare。「森のペンキ屋さん」「パーティーは生き物」で紹介した、タラルア山地最長・最高の、あのつり橋を渡る。今日のパーティーは、リーダーのLさんと、ベテランのDさん、私だけの少人数。登りが長いので敬遠された様だが、逆に少数精鋭で質が高いパーティーだ。

つり橋を渡ったら、まず、左岸のトタラ平(Totara Flats)への登山道をしばらく辿り、クレム谷(Clem Creek)を渡ったところで、登山道から左の茂みに入り、道の無い支尾根を登っていく。朝のお茶をすませ、1時間ほどで、トタラ平から、コーン峠(Cone Saddle)への登山道に、なだらかな小ピークの上で合流、これを、10分ほど峠に向かって辿ってから、再度登山道を外れ、急にとても急になった支尾根に取り付く。

急登が一しきり終わったところで、昼食。昼食後もまた急登が続き、私は体調が今一で、最後尾を歯をくいしばりながら、サクサクと先を行く2人にやっとついていく。Cone Peakに設置された、無線塔が見えてくると、もう先は長くない。この無線塔は、DOC(環境局)関係の無線連絡が滞りなく出来るように、と設置されたものだそうだが、「何も山頂にこんな目障りなものを」と、Trampers には全く不評だ。

午後1時20分ごろ、山頂に到着。
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西方には、ヘクター山(Mt Hector)を初めとする 南部縦走ルート(The Soutern Crossing) と ウィンチコム峰-ニール峰縦走ルート(Winchcombe - Neill Crossing) の峰々がくっきり
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北にはタラルア主稜(Tararua Main Range)の山々が
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タラルア双児峰(Tararua Peaks)の、荒々しい姿。右手にはマウンガフカ(Maungahuka 雪の峰という意味)
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ホールズワース山(Mt Holdsworth)と一昨年のクリスマスにひと苦労した高稜(High Ridge)ホールズワースの左肩遠景に南の王(South King)、さらに左には直角峰(Angle Knob)が見える

リーダーのおかげで、山頂で素晴らしい景色を40分も満喫し、午後2時を過ぎてから下山開始。コーン峠での小休憩を挟んで、3時間強で登山口に戻る。全行程9時間と長かったが、大満足の一日だった。

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by mimi_s_mum | 2007-05-10 08:57 | 中つ国名所案内




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